■Q:オーダー家具は高そうですが・・・

 

□A:たしかに安いお買物とは言えないと思います。お部屋全体を統一するのは大変ですから、まずオーダー家具にご興味を持ちましたら、ご自身で「ここは!」と思ったトコロから検討してみてはいかがでしょうか?

たとえば「これから長く使うもの」とか、「家族みんなで使うもの」、「自分だけのここはお気にいり」といったスペースに置く家具を想像してみてください。

何度もお聞きになられた言葉とは存じますが、「長く使えるモノであれば割ってみると実は安い買い物」であったり、「家族と一緒に過ごすキッチンやテーブル」は時間や人数で考えてみるととても濃厚な買い物です。自分のお気に入りの書斎机なども代えがたい喜びがあるかもしれません。モノとしての価値以上に、精神的な楽しみ、とくにお子さんにとりましては無意識に無垢の木に触れて育つことは、将来の成長に計り知れない影響を与えていると考えています。

ご興味を持っていただけたならば、ぜひお気軽にショールームに遊びにおいでください。

 

 

■Q:家具に詳しくなく、オーダーも初めでなんですが・・・

 

□A:家具に詳しくなくてもご相談は可能ですのでご安心ください。オーダー家具で一番大切なことは、ご自身の目的が明確であることです。「何を収納したいのか」、「どこに設置するのか」、「どういう生活スタイルにしたいのか」など、目的というか希望をおっしゃって頂ければ、後は家具工房つなぎがカタチにさせて頂きます。ただ好みのスタイル、色合いなどがあるかと思いますので、お気に入りのお写真をご持参頂いたり、ショールームで実際のTsunagiの家具をご覧頂ければ、よりお互いのイメージを近づけられると思います。

 

 

■Q:おすすめの家具はありますか?

 

□A:家具工房つなぎがおススメする家具は、ズバリ「ダイニングテーブル」です。その理由は、やはり家族みんなで使うこと、毎日使うこと、食べるという大切な営みを行う場所であることが挙げられます。毎日見て、触れて、使うテーブルは、たとえ多少高かったとしても、その価値は十分にあると考えています。ですから新築の予算が限られている中で、もしも捻出できるのであれば「テーブルはいかがですか」とおススメさせて頂いております。

 

 

 

■Q:ダイニングテーブルの広さはどのくらいがいいですか?

 

□A:通常、人ひとりが専有する理想のテーブル上の面積は幅50㎝×奥行40㎝くらいといわれています。テーブルの脚やイスの出し入れなども考慮すると、4人掛けで幅140cm~、6人掛けでは180cmくらいは必要だと思います。奥行については上記のサイズからいくと80cmくらいが妥当になりますが、テーブルと壁の距離も70cmくらいはあけないとイスの出し入れがつらくなる点も考慮が必要です。

 

そこで、家具工房つなぎの基本的なダイニングテーブル「S-001」は、4人掛けで幅150cm×奥行70cmをスタンダードにしております。奥行が70cmであるのは、ダイニングに十分な広さをとれないご家庭も多いこと、長方形に近いデザインが好きなこと、などが理由にあります。もちろんテーブルの大きさについては、幅、奥行、高さともご希望のサイズで製作できますのでご安心ください。(※大きさに応じて価格変動、大きさの制限もあります。)

 

 

→「テーブルS-001

 

 

 

■Q:イスの高さは何センチがいいですか?

 

□A:難しい質問です。イスの座り心地は人それぞれ、テーブルの高さとの兼ね合い、休むのか勉強するのか、食事するのかといった用途によっても異なってきます。標準サイズがございますので、実物に座って確かめてみるのが一番だと思います。その際、スリッパは履くのか、イスの座面に座布団はのせるのかといったことも高さに関わってくるので、チェックしてみてください。家具工房つなぎのイスは、ショールームで実際にお座りになっていただくことができますし、高さのオーダーももちろん可能です。

 

 

■Q:テーブルとイスの「差尺」ってなんですか?

 

□A:これはテーブルの高さとイスの座面の高さの差です。一般にこの数字が、27cm~30㎝くらいがいいと言われていますが、目安としてやはり実物で試してみるのが一番よろしいかと思います。

 

 

■Q:チェストやタンスのオーダーで気を付けることはありますか?

 

□A:数点あります。まずチェスト、タンスに限ったことではないのですが、家具は立体です。幅だけ奥行だけを測ってみても、幅×奥行を想像しないと「思ったよりも大きな物体が部屋に入ってきて圧迫感がある」なんてことにもなりかねません。

2点目は、「収納したいモノの大きさをきちんと測る」ということです。当たり前ですが、収納したいものがはいらないのでは意味がありません。また出し入れの動きも考慮した大きさを考えるといいと思います。

3点目は、「引出内部は思ったより小さくなる」ということです。これは引出の厚みや底とのクリアランス、スライドレールを使えばその分さらに小さくなりますし、奥行も背板や構造の関係で奥行いっぱいまで引出になることはありません。とくに家具工房つなぎでは、ベニヤを使わず引出の底板や本体の背板も無垢の板のため、ペラペラのベニヤよりもスペースが必要になりますので注意が必要です。

最後4点目は、幅木の存在です。幅木とは部屋の壁の床に接するところにぐるりとついている板です。壁の保護の目的がありますが、これがあるためにタンスなどはぴったり壁にくっつきません。予めご相談頂ければその部分をカットし壁に近づけることはできますが、タンスなどの置き家具は壁の歪みがある場合も考えられ、作り付けの棚と違い固定できないためにまったくの隙間なくというのは難しいかもしれません。

 

 

 

■Q:新築の家を建てるのですが、キッチンや家具のご相談はいつからしたらいいでしょうか?

 

□A:まずは工務店や大工の棟梁に確認してください。契約をお客様と家具工房つなぎが直接するしないに関わらず現場での調整が重要だからです。キッチンの場合、製作に最低2か月、打ち合わせに数か月はかかることを考慮すると、6か月くらいの時間が必要かもしれません。早めにご相談ください。

 

 

→「Bキッチン」の事例

 

 

■Q:木の色や木目の違いを知りたいのですが・・・

 

□A:家具工房つなぎでは、山桜の材を専門に扱っています。濃いオレンジ色で、散孔材と言われるソフトな木目は、洋和風を問わずどんなお宅や空間にも似合うと思います。また手触りが素晴らしく、ぜひショールームにてお手に触れて感じて頂きたいと思います。

→「山桜材について」

家具工房つなぎのショールームには幾つもの木の見本がございます。実際に見て、手で触って頂くとその違いが実感できると思います。

 

 

■Q:オイルフィニッシュとはどのような仕上げでしょうか?

 

□A:・オイル塗装仕上げは、オイルを含浸させることで木を保護しています。木の呼吸を妨げず経年変化、木本来の木目、肌ざわりを楽しむことができることが一番の特長です。一方、ウレタン塗装、ニスのように製品表面に硬い塗膜を作らないため、扱いには少々の配慮が必要です。

 

・装飾や花瓶、荷物を一定の場所に長く置くと、日焼け跡が残ります。とりわけご購入後数年は変化が大きいためご注意ください。

 

・熱いもの、長時間の水分との接触(コップの結露水など)、金属類との接触はお避けください。

 

・水分、とくに色の濃い液体(ソース、ワイン等)をこぼした際は、すぐにお拭き取りください。

 

 

→「家具のお取り扱い方法・メンテナンス」