■家具工房つなぎの特長

 

 

 

① <サクラの木> 

国産の山桜材を専門に使って家具を作っています。

 

 

 

 

 <一貫生産> 

家具だけにとどまらず空間全体を設計するリノベーション、リフォームに対応し、デザイン、設計、製造、取付を一貫して自社で行っています。新築のキッチンや造作家具なども対応いたします。

 

 

 <“つくる”が見える家具づくり> 

お客様と打ち合わせを重ねたり、工房での製作風景が見学可能など、家具という道具が出来上がっていく過程をお客様と共有します。

 

 

 

 

 <エコライフの推進> 

材料に無垢材を使用するのはもちろん、天然由来のオイル仕上げ、自然素材に囲まれたショールームなど天然素材による暮らしを実践します。国産の材木を使用するのは海外からの輸送時のエネルギーが無駄に見えるからですし、家具づくりで出た端材は小物製作に有効活用したり薪ストーブの燃料へ。おがくずは近所の酪農農家にご提供しています。

 

 

 


 

■ Tsunagi家具の基本仕様

 

 

<材料は山桜> 

 

 国産の山桜材を専門に使用し家具を製作しています。木の種類それぞれには多彩な表情があり魅力的ですが、その中で桜の材料一種に絞った理由は、桜材の持つ材料としての質の高さ、木目や木肌、香りなどに魅了された以外にも理由があります。それは一樹種に絞ることによって、材料に対する技術や目が習熟され質の高い家具作りにつながること、また材料ロスが減少し、ひいてはお客様に無駄を省いた価格でご提供できるからです。

 

 しかし、材料の適材適所、お客様のご要望によって他の樹種を活用することもございます。ご相談ください。ただし、合板、ベニヤは使用いたしません。引出の底板やチェストの背板でご確認ください。

 

 

  ⇒「桜材の特長」

 

 

<安心の天然由来のオイルフィニッシュ> 

 

 家具工房つなぎの家具の仕上げは「オイルフィニッシュ」です。オイルフィニッシュとは、亜麻仁油など植物由来を主成分とした家具用のオイルを染み込ませることで家具を保護する方法です。木の呼吸を妨げず、家具表面に塗膜を作らないために木本来の肌触りをお楽しみ頂けます。一方で通常に販売されている家具に多くみられる「ウレタン塗装」は、表面に硬い塗膜を作り保護しています。傷や熱、水などに強い反面、木は呼吸ができず、肌触りも工業製品のそれとなっている場合が多いです。

 

 ご使用に伴って、お客様によるメンテナンスも必要になりますが、無垢の木本来の味わいが楽しめる塗装方法として採用させて頂いております。

 

 オイルは、環境先進国と言われるドイツ製を中心に、数種類のオイルを湿気の多いキッチン用、輪ジミを軽減するテーブル用など用途に応じ使い分けております。これらのオイルは、「万が一赤ちゃんが舐めても大丈夫」といわれる各種基準に適合しています。

 

  ⇒「家具のお取り扱い方法・メンテナンス」

 

<和の木工技術、木組みが基本> 

 

 家具の基本構造は、ホゾ穴とホゾに木組みが基本です。また塗装前の仕上げはサンダー、紙やすりに頼らず手鉋掛けを基本としています。これらの技術は日本で古くから培われてきた技であり、 しかしだからと言って何も特別な技ではありません。基本の技なのです。昔の大工さん、家具職人さんであれば当たり前にしてきたことを、当たり前に行っているのですが、現代ではコスト削減のためや機械の発達により、行っていることが少なくなってきている技術かもしれません。 

少々の手間はかかりますが、そのプロセスが家具の出来栄えに確実につながっているという確信があるために、大事にしていきたいと思います。     

<難あり材の活用> 

 木はもともとは、人間の家になったり家具になったりするために育っているわけではありません。したがって、どの木も杉や檜のように都合よくまっすぐ育ってくれるわけではありません。 とりわけ家具に使われる広葉樹は節があったり、曲がっていたり、反っていたり。人間にとっては、いや作る側にとっては「難あり」な材料でも、自然の贈り物である木という素材に感謝し、できるかぎり有効に活用していくことが、私達家具職人の使命であると思います。そのため、家具の構造を踏まえたうえで、節や白太(皮に近い部分)が含まれた材料も積極的に活用していきたいと考えています。 

  

  ⇒「桜材の特長」